はじめに
インターネット上の誹謗中傷への対策を強化するため、政府はプロバイダー責任制限法を改正する方針を固めました。
この改正は、SNSを運営する大手企業に対し、不適切な投稿の削除の申請があった場合に迅速な対応や削除基準の公表などを義務付けます。
改正案の提出
2024年1月26日に召集される通常国会に改正案を提出する予定です。
同法は、ネット上で中傷を受けた被害者が、悪質な投稿者の身元の開示をSNSの運営企業に求める手続きなどを定めています。
改正案の内容
改正案は、X(旧ツイッター)などを念頭に、投稿の削除を申請する手続きや窓口の公表に加え、対応結果を一定の期間内に知らせることを運営企業に求めます。
また、投稿の削除を判断する基準を定めて公表することも義務付け、手続きの透明性を高めます。
問題点と対策
SNSの運営企業の大半は海外勢で、削除を求める手続きや窓口のわかりにくさなどが指摘されており、申請後も対応結果が分からないケースもありました。
こうした問題を受け、総務省の有識者会議は2023年12月、運営企業への規制を強化し、対応の迅速化を促す報告書案をまとめました。
報告書は意見公募を経て正式決定される予定で、政府はこれを踏まえて改正案を固めます。
法律の名称と施行
改正の趣旨を明確にするため、法律の名称も「特定電気通信による情報流通で発生する権利侵害等対処法」に改めます。施行は公布から1年以内とし、詳細は政令で定めます。
ネットの反応
いいことだと思うが、誹謗中傷の判断基準はどうするだろう。自分に対する批判や単なる反対意見まで誹謗中傷だって騒ぐ奴もいるからね。どこかの議員の原口某はコミュニティノートまで規制しようとして国会で取り上げると脅したもの。
匿名ならなにいってもいいと思う人が増えたからしっかり対応してほしいね。
ネットが常に手元にあることが判断を鈍らせてるよなぁ、凄いことをしてるって認識がない。
いまさら? って感じだけど、こういうの実現して良かった。
事実でない嘘や根拠無い事で他人を傷つける事が誹謗中傷だけど嘘か本当かをどうやって精査するんだろう?ワードだけでしょどうせ、今の通報となんか変わるかな?
まとめ
当然ながら誹謗中傷は良くない事です、一昔前ならともかく今は匿名の投稿でも調べが付くことは世間に浸透してきていると思うので少し知能があれば酷い事は言わないはずですがなかなか減らないが現状のようです。ちょっとしたことで人生にケチを付けたくなければやめましょう。
参考リンク
ネット上の誹謗中傷は迅速削除、SNS大手に義務付けへ…法改正で削除基準の透明化も - ライブドアニュース政府はプロバイダー責任制限法を改正する方針を固めた。インターネット上の誹謗中傷への対策を強化するため。SNS大手に対し、不適切な投稿の削除申請への迅速な対応などを義務付ける中傷の削除 SNS運営に義務付けへ - Yahoo!ニュースインターネット上の誹謗(ひぼう)中傷への対策を強化するため、政府はプロバイダー責任制限法を改正する方針を固めた。SNSを運営する大手企業に対し、不適切な投稿の削除の申請があった場合に迅速な対応や削
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