はじめに
2023年12月21日、警察庁は自転車の運転手に対する取り締まりを強化するため、道路交通法を改正し、「交通反則通告制度」を導入する方針を明らかにしました。
新制度の導入
新制度では、悪質な自転車の運転手には「青切符」が交付され、反則金を納付すれば刑事処分は行われません。対象は16歳以上で、反則金の額は原付バイク並みとし、違反内容によって異なりますが、5000円から1万2000円程度で検討されており、2026年からの運用を目指しているということです。
取り締まりの対象となる違反行為
「青切符」の対象となるのは、携帯電話を使用しながらの運転や信号無視、右側通行などの通行区分違反、 一時不停止などですが、警察官の警告に従わなかったり、歩行者の通行を妨げるなど悪質な場合もとのこと。また、通勤通学など事故の発生が多い時間帯や駅の周辺など事故が起こりやすい場所を中心に取り締まる方針です。
ただし、酒酔いや酒気帯び運転など危険な違反については引き続き「赤切符」を交付して刑事処分を求めます。
過去の取り締まりと問題点
これまで、自転車の違反行為に対しては、「指導警告」や「赤切符」の交付という形で対応してきました。しかし、去年1年間で「赤切符」の交付が2万4549件と、この10年間で3倍以上に増加。その結果、警察と運転手双方の負担が大きくなっていました。
ネットの反応
2026年は遅すぎだろ今すぐやった方がいいって… 指導警告もなしで一発青切符くらいやらないと危険運転減らないと思う。
片手スマホ&イヤホン/ヘッドフォンとか歩行者のいる横断歩道横切りとか車道逆走とかマジで多過ぎるので、抜き打ちでバンバンやっちゃってください!
えっ?全年齢しろよ。
自転車も軽車両なんですから当然かと。
これは大賛成、今すぐにでもやってほしい信号無視当たり前でスマホ片手に自転車乗ってる人もたまにいる…赤なの気付いてないのかぶつかりそうになった時にどけよとか言われるのマジで不快
まとめ
実際車を運転する身としては、車道を逆走している自転車は恐怖の対象でしかないため少しでも減らせるなら大歓迎な制度です。年々増えていく悪質な自転車に対する抑止力になる事を期待します。
参考リンク
16歳以上の自転車交通違反で青切符交付へ 2026年から運用目指す 警察庁 - ライブドアニュース16歳以上を対象に反則金を納めれば刑事罰を免れる「青切符」。警察庁は、自転車の交通違反に「青切符」を導入する方針を固めた。携帯電話使用などの違反者が指導に従わないといった場合に交付するという自転車にも「青切符」導入へ 携帯電話のながら運転など悪質な違反には反則金 5千円から1万2千円を検討 対象は16歳以上 酒酔い、酒気帯びなどは「赤切符」|ニフティニュース警察庁はきょう、悪質な違反をした自転車の運転手に対して、いわゆる「青切符」を交付し、反則金を求める「交通反則通告制度」を導入するため、道路交通法を改正する方針であることを明らかにしました。自転車の指導…
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