2024年11月21日、食用コオロギの生産や商品開発を手がける徳島市のベンチャー企業「グリラス」が自己破産を申請したことがわかりました。
グリラスとは?コオロギ食のパイオニア
グリラスは、徳島大学発のベンチャー企業として2019年に設立されました。
同社は、食用コオロギの生産と商品開発に取り組み、環境負荷の低い次世代の食材として注目を集めてきました。
特に注目されたのは、2022年11月に国内で初めて学校給食でコオロギ粉末を使用した実績で、徳島県内の学校給食で提供されたコロッケに、グリラスが開発したコオロギの粉末が採用されました。
しかし、SNSでは昆虫食に対する批判が殺到。
同社への問い合わせや苦情が増え、イメージダウンが進む結果となりました。
グリラス破産の理由とは?
グリラスの破産申請は、2023年11月7日付で行われ、負債総額は約1億5千万円にのぼります。
この背景には、消費者の「忌避感」が大きな要因として挙げられます。
消費者の忌避感
昆虫食に対する心理的な抵抗感は依然として強く、多くの人にとって「昆虫を食べる」ことは受け入れがたいものでした。
特に学校給食での採用は、SNSを中心に批判が拡散し、同社の経営を圧迫する要因となりました。
資金繰りの悪化
消費者の反応を受けた商品需要の低迷により、グリラスは運営資金を確保することが難しくなりました。
特にグリラスのコオロギパウダーは、100gで約1,800円で販売されており、鶏胸肉 などと比較すると12~18倍の価格でした。
ネットの反応
まずはイナゴやはちの子カイコのように昔食べられていた昆虫食からの啓蒙活動していくべきだった。
昆虫食が話題になってた当時、わざわざ学校給食に提供している意味がどうしてもわからなかったし、政治的な意味がありそうで闇深いと思ったわ
コンビニでアレだけ食品ロス出しといて食糧不足でコオロギとかマジ笑わせるわw
給食に提供した事、これが非常にまずい事でした。一般的に食されていない食べ物を子供達に提供するのは様々なリスクがあります。
だいぶ国からのお金も流れたと思うけど、一般的な感覚として、食べたいなと思う人は少ないのは当然だと思います。
エスカルゴだってナマコだって食べるのだから、コオロギだって別に、、 いや、色々考えたが、食す習慣がないものは中々受け入れ難いな。。
食の安全という観点からもまったく推奨する理由がわからなかった。
もっとメリットだらけなら推す人いるのもまだわかるけど、現段階においては、客観的にも特段優れた食材であるともいえないと思います。
言っちゃ悪いが仕方がない。 ぶっちゃけ国民に認められる流行をつくることができなかったのが一番の敗因かと。
まとめ
粉末だとしても食べたいとは思わなかったね・・・
エビだって見た目似たようなもんじゃんとはよく言うけど食文化ってそんなもんよね。
↑↑↑↑↑↑ブログの内容を動画でもまとめていますのでよろしければどうぞ
参考リンク
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