023年7月21日、長野県上田市に住む20代の男性が、
有毒キノコを摂取した後に病院に緊急搬送されました。
その後、7月26日に男性が死亡したことが確認されました。
事件の詳細
長野市保健所によると、男性はドクツルタケとコテングタケモドキと思われる
有毒キノコを食べたことが原因で、激しい腹痛や嘔吐の症状が現れました。
男性はすぐに長野市内の病院に搬送されましたが命を落としました。
これは、1978年に下伊那郡で確認されて以来の有毒キノコによる死亡例です。
有毒キノコ食中毒注意報発令
この悲劇を受けて、長野県は7月26日に全県に対して有毒キノコ食中毒注意報を発令しました。
有毒キノコによる食中毒は過去にも多く報告されており、
特に梅雨や秋の季節に発生しやすいとされています。
毒キノコの見分け方のポイント
毒キノコの見分け方は非常に難しく、専門知識が必要です。
しかし、以下のポイントを押さえることで、
誤って毒キノコを摂取するリスクを減らすことができます。
色や形で判断しない:
毒キノコは色や形が食用キノコに似ていることが多く、見た目だけで判断するのは危険です。
特徴を確認する:
キノコの柄の基部にある「つば」や「つぼ」がある場合、毒キノコの可能性が高いです。例えば、ドクツルタケはつばやつぼが特徴です。
におい:
一部の毒キノコは特有の強いにおいを持っています。異常なにおいがする場合は注意が必要です。
季節と生育場所:
季節や生育場所も判断材料の一つです。特定の毒キノコは特定の季節や場所でしか生育しないことが多いです。
断面の変色:
キノコを切った際に、断面が変色する場合は毒キノコの可能性があります。例えば、ベニテングタケは断面が赤く変色します。
胞子の色:
キノコの胞子の色を確認する方法もあります。毒キノコの胞子は特定の色を持っていることが多いです。
毒キノコの安全対策は?
見た目だけで判断するのは非常に危険であり、専門家の確認を受けることが最善です。
キノコ狩りを楽しむ際は、安全第一で行動しましょう。
専門家の確認:
キノコを採取した際は、必ず専門家に確認してもらいましょう。地元のキノコ鑑定会や自然保護団体を利用すると良いです。
知らないキノコは食べない:
見た目が食用キノコに似ていても、確信が持てないキノコは絶対に食べないことが重要です。
症状が出たらすぐに病院へ:
キノコを食べて異常を感じた場合は、すぐに医療機関を受診してください。
ネットの反応
毒キノコを食べるなんて!
有識者じゃないと見分けつかないものもありますからね… ご冥福をお祈りします。
今時、野生のキノコ食べて亡くなる方っているんですね…
ほんの出来事心が大きな代償になってしまったんですね… 気をつけないといけませんね
夏のきのこは危険なのが多い、ドクツルタケて「死の天使」だっけ?
コテングタケはツルタケかシメジと間違えたか?
20代…、まさかおふざけ半分で食べたわけじゃないよな…?
まとめ
どんな意図で野生のキノコを食べるに至ったのかわかりませんがキノコは止めましょう。
せめてわかりやすい野草にしましょう。マジで。
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