2024年5月21日、北海道の奈井江町では、
地元の猟友会が町からの要請に対し、
クマの駆除に参加しないという決定を下しました。
その理由は、低すぎる報酬為との事です。
クマの増加と駆除の問題
北海道猟友会砂川支部奈井江部会の
山岸辰人部会長は、
「ヒグマは相手が違う。
鉄砲持っているからって、
米軍の特殊部隊相手にするようなもんだ」と語ります。
これは、クマの駆除が危険であることを示しています。
環境省のデータによれば、
道内のクマの捕獲数は、
2014年度の555頭から2023年度は1422頭に増加し、
ここ10年で3倍近くに増えています。
報酬の問題
奈井江町は、市街地にクマが出没したことを受けて、
猟友会に出動要請を行いました。
しかし、出動した際の報酬が問題となり、
クマの駆除に参加しないという決定が下されました。
提示された日当は8500円で、発砲した場合は1800円が加算され、
最大で1万300円となります。
しかし、山岸部会長は、
「みんな、それぞれ仕事をしているわけですよ。
緊急で呼び出しであれば、
その中から時間を割いて出られるものが出ていく。
高校生のコンビニのバイトみたいな金額でやれ。
ハンター馬鹿にしてない?って話ですよ」
と不満を表明しました。
他の自治体の報酬を見ると、
上川の幌加内町は1日1万5000円、
札幌市ではクマ出没を受けた出動で1回2万5300円、
捕獲・運搬した場合は3万6300円が支払われます。
交渉の結果
山岸部会長は、奈井江町に対し日当を増やすよう求めましたが、
「予算がなく、要求は叶えられない」
等の回答がが返ってきたとの事。
結局、交渉はまとまらず、山岸部会長ら猟友会は
「鳥獣被害対策実施隊」への参加を辞退することに決めました。
これについて奈井江町民は、
「やっぱり大変だから、手当するのが当たり前だと思う」
「役場としても予算があるからね。お互いの話し合いだと思うけどね」
とコメントしています。
奈井江町は、今後「猟友会と改めて話し合いをしたい」とコメントしています。
ネットの反応
見合わない報酬で駆除したとしても
頭アレな愛誤からクレームくるし、 やってられないわな
これはハンターが怒って当然。
というか、こんなに安かったのか…。
本職が他にあるなら役場の非常勤職員として雇うわけにはいかないし、
やっぱり日当と成功報酬を引き上げるしかないよね
ライフル所持するだけで金かかるって事知らないのかね?
それまでの経費だってすごいんだよ ヒグマ増えた原因も考えたらどうだ
ハーフライフル禁止になったし、
警察にやらせればいいんじゃないですかね。
警察はハンターと違って2階級特進があるからええやろ。
「猟友会と改めて話し合いをしたい」 条件譲る気あらへんやろ・・・
まとめ
まあ、本業があるボランティアみたいな狩猟会なら
見合った額を出さないとそんなもんよね。
町民の安全をイクラで買うのかって事よ。
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参考リンク
猟友会がクマの駆除辞退 「この報酬ではやってられない」「ハンターを馬鹿にしている」北海道奈井江町北海道ではクマの出没が相次いでいますが、空知の奈井江町では地元の猟友会が町から要請を受けてもクマの駆除に参加しない方針を明らかにしました。報酬などで折り合いがつかなかったということです。北海道猟友会…
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