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筑波大学の睡眠研究:自称ショートスリーパーの99%はただの寝不足

筑波大学の柳沢正史教授は、現在、睡眠研究の第一人者として「最もノーベル賞に近い」と評されています。教授の睡眠に対する認識についての話がおもしろかったのでまとめます。

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睡眠と覚醒のメカニズム

柳沢教授によれば、

睡眠と覚醒のメカニズムは、

「ししおどし」に例えることができるとの事。

覚醒の状態では、水(=眠気)が竹の筒にちょろちょろと入り、

一定量の水が溜まると、筒が傾き、水が流れ出し、

睡眠の状態になります。

しかし、眠気の量をどのように測定し、覚醒と睡眠がどのように切り替わるのかについては、まだ完全には理解されていません。

自称ショートスリーパーの誤解

柳沢教授によれば、

ショートスリーパー(短時間睡眠者)だと主張する人もいますが、

真正のショートスリーパーは非常にまれで、

「自称ショートスリーパーの99%以上はただの寝不足であり、

そのことに気づいていない人たちです。」との事。

また、

「睡眠を削ってでも勉強したほうがいい」という考えは、

科学的に間違っており、

睡眠不足は脳のパフォーマンスを低下させることが分かっています。

睡眠負債(睡眠不足)の影響

日本で認識され始めた「睡眠負債」(慢性的な睡眠不足)は、

心身に悪影響を及ぼすことが明らかになってきているとの事。

一晩徹夜するだけで、翌日のパフォーマンスは大幅に低下し、

日々の睡眠不足が積み重なると、同じような結果をもたらします。

しかし、

眠気に強い人は、自分が眠たいと感じないため、

能率が低下したままで生活を続ける可能性があります。

睡眠負債(睡眠不足)の健康への影響

睡眠負債は、

うつ病や高血圧、高脂血症、糖尿病などの成人病にかかりやすくなるなど、

健康に様々な悪影響を及ぼすとの事。

特に、肥満になりやすいことが指摘されており、

9時間睡眠と4時間睡眠を比較した場合、

4時間睡眠では1日当たりの必要カロリーが増え、

体重も増え、

2週間で体脂肪率が11%も増加することが分かっています。

ネットの反応

ただの寝不足wwww

逆に言えば1パーセント以下の真のショートスリーパーがいるのか

寝不足説、めっちゃ納得やわー

命を削って起きてるので寿命が縮んでるだけ

やめたげてwww自称ショートスリーパーのライフはもうゼロよ!!!

まとめ

結論、「寝ないで頑張っている私を見習え!」って言う人は

単純に人の足を引っ張っているだけという科学的な考察が完成したと・・・

「ショートスリーパーなんだよねー」

と、よく言う人は少し今後について考えましょう。

↑↑↑↑↑↑ブログの内容を動画でもまとめていますのでよろしければどうぞ↑↑↑↑↑↑

参考リンク

ノーベル賞候補となった研究者に訊いた“睡眠の謎”「自称ショートスリーパーの99%以上はただの寝不足です」
睡眠の研究で今、「最もノーベル賞に近い」と評される学者が筑波大学にいる。睡眠研究の第一人者、柳沢正史教授である。学生時代から不眠に悩まされてきたという59歳のジャーナリスト・横田…

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